ディーズルーフィングとは?特徴・メリット・費用を徹底解説
2026.10.15
「屋根カバー工事を検討しているが、ディーズルーフィングという屋根材はスーパーガルテクトとどう違うのだろう」——石粒付きの重厚な屋根材として人気のディーズルーフィングについて、こうしたご相談を多くいただきます。ディーズルーフィングは、ディートレーディングが展開する石粒付き金属屋根材で、代表製品である「ディプロマットスター/Ⅱ」は、超軽量・高耐震性・高い遮音性を兼ね備えた屋根材として、屋根カバー工事で選ばれています。この記事では、ディーズルーフィングの基本情報から特徴、メリット・デメリット、当店の施工実績、費用相場まで、当店で施工実績の多いスーパーガルテクトとの比較も交えて詳しく解説します。
ディーズルーフィングとは?基本情報
まずは、ディーズルーフィングがどのような屋根材なのか、基本情報を確認しましょう。
ディートレーディングが展開する石粒付き屋根材
ディーズルーフィングは、屋根材メーカーであるディートレーディングが展開する屋根材ブランドで、表面に自然石粒をコーティングした重厚な意匠性が特徴です。断熱材一体型のスーパーガルテクトとは異なり、石粒層と鋼板を組み合わせた構造によって、耐久性・遮音性・意匠性を高めているという点が大きな違いです。
ディプロマットスターとディプロマットスターⅡの違い
ディーズルーフィングの代表製品には「ディプロマットスター」と「ディプロマットスターⅡ」があります。基本構造は共通していますが、カラー展開やロットによって仕様が異なる場合があり、原則として同じ屋根で両者を混在(葺き合わせ)することはできません。どちらを選ぶかは、希望するカラーやデザインに応じて決めていくことになります。
ディーズルーフィングの特徴
ディーズルーフィングの性能を支えているのは、独自の8層構造です。それぞれの素材の役割を見ていきましょう。

ジンカリウム鋼板の高耐食性
基材には「ジンカリウム鋼板」という高耐食性の鋼板(0.39mm)が使用されています。一般的な亜鉛めっき鋼板と比較して約3〜6倍の耐食性を持つとされており、スーパーガルテクトの表面材(エスジーエル鋼板)と同様に、金属屋根材の基材としては高い耐久性を備えています。
石粒(グラナイト)×セラミックコートによる意匠性
表面には天然石粒(グラナイト)にセラミックコートを施した仕上げが採用されており、色あせしにくく長期間美観を保持できることが特徴です。フラットな金属質感のスーパーガルテクトとは対照的に、石粒による重厚な質感が、瓦屋根や洋風住宅の外観にもよく合います。
8層構造がもたらす高耐久性
ディーズルーフィングは、石粒層・セラミックコート・ジンカリウム鋼板など8つの層で構成される多層構造になっており、これによって高い耐久性を実現しています。層構造で耐久性を高めるという点は、断熱材を一体化した三層構造で性能を高めるスーパーガルテクトと共通する設計思想といえます。
ディーズルーフィングのメリット
ディーズルーフィングが屋根カバー工事で選ばれる理由となる、主なメリットを整理します。
超軽量による高い耐震性(瓦の約1/7)
ディーズルーフィングは1㎡あたり約6kgと非常に軽量で、瓦屋根の約1/7程度の重量とされています。屋根カバー工事で比較されることの多いスーパーガルテクトは断熱材一体型のためやや重めですが、ディーズルーフィングは石粒層と空気層による軽減効果で、より軽量な仕上がりになる点が特徴です。屋根が軽いほど建物への負荷が小さくなり、耐震性の観点で有利に働きます。
遮音性・断熱性・耐風性能
表面の石粒層が雨音を吸収するため、雨天時の音の軽減効果が期待できます。断熱材一体型構造で断熱性を高めるスーパーガルテクトとは異なるアプローチですが、石粒層と空気層の組み合わせによって一定の断熱効果も得られます。また、耐風性能60m/sの認定を受けており、台風の多い地域でも安心して採用できる屋根材です。
雪止め不要・充実の保証(基材30年)
表面の石粒による摩擦効果によって、雪止め金具が基本的に不要とされている点も特徴のひとつです。また、基材について30年保証が用意されており、スーパーガルテクトの穴あき25年・赤さび20年保証と比べても長期にわたる安心感があります。
ディーズルーフィングのデメリット・注意点
メリットの多い屋根材ですが、選定時に知っておきたい注意点もあります。
価格が高め
石粒仕上げによる意匠性・耐久性を備えている分、価格は一般的な屋根材と比較すると高めに設定されています。㎡単価はスーパーガルテクトとほぼ同水準(後述の費用相場を参照)ですが、デザイン性を重視される方に選ばれる傾向があります。
施工直後の石粒落下・勾配制限
石粒付き屋根材の特性上、施工直後は表面の石粒が多少落下することがありますが、これは製品の仕様として案内されている一般的な現象で、性能に問題があるわけではありません。また、施工には2.5寸以上の勾配が必要とされており、勾配が緩い屋根には適用できない場合があります。

| 項目 | ディーズルーフィング(ディプロマットスター/Ⅱ) | スーパーガルテクト |
|---|---|---|
| 重量 | 6kg/㎡(軽量) | 断熱材一体型のためやや重め |
| 断熱性 | 石粒層+空気層で軽減 | 断熱材一体型で高い |
| 遮音性 | 石粒が雨音を吸収 | 二重構造で軽減 |
| 意匠性 | 石粒の重厚な質感 | フラットな金属質感 |
| 保証 | 基材30年 | 穴あき25年・赤さび20年 |
どちらも屋根カバー工事に適した高性能屋根材ですが、断熱性を最優先するならスーパーガルテクト、軽量性・重厚な意匠性・遮音性を重視するならディーズルーフィングが選ばれる傾向にあります。
当店の施工実績とお客様の声(町田市・相模原市)
当店では、町田市・相模原市エリアを中心に、屋根カバー工事・葺き替えとも、石粒付き屋根材ならではの重厚な仕上がりにも対応してきました。実際の現場で感じているメリットや、お客様からいただくお声をご紹介します。

施工実績・現場で感じるメリット
ディーズルーフィングは軽量なため、屋根カバー工事との相性が良く、施工後にお客様から「雨音がかなり静かになった」「重厚感のある見た目に満足している」といったお声をいただくことが多い屋根材です。フラットな質感のスーパーガルテクトとは異なる、石粒ならではの落ち着いた外観を求める方に選ばれる傾向があります。
よくある施工前のご相談内容
施工前のご相談では、「スーパーガルテクトとどちらが良いか」「石粒が落ちてくると聞いたが大丈夫か」といったご質問を多くいただきます。デザイン性を重視される方にはディーズルーフィング、断熱性を重視される方にはスーパーガルテクトをご案内するなど、ご要望に応じて現地調査の際に丁寧にご説明するようにしています。
カラーラインナップの選び方
ディーズルーフィングは性能面だけでなく、外観デザインの選択肢も充実しています。

カフェ/テラコッタ/オニキス/エバーグリーンの特徴
ディーズルーフィングには「カフェ」「テラコッタ」「オニキス」「エバーグリーン」の4色があります。カフェは落ち着いた温もりのある色合い、テラコッタは陶器のような重厚な赤茶色、オニキスはエレガントでスタイリッシュな漆黒、エバーグリーンは安心感のある深緑と、それぞれ異なる素材の魅力を持っています。スーパーガルテクトの6色(Sシェイドシリーズ)と比べると色数は少ないものの、石粒の質感を活かした落ち着いたトーンでまとめられています。
外観・立地に合わせた選び方
洋風住宅にはテラコッタやオニキス、和風住宅にはカフェやエバーグリーンが合わせやすい傾向があります。また、棟・ケラバの仕様は板金役物(標準)と同質役物(オプション)から選択できるため、外観の一体感を重視する場合はオプションの検討もおすすめです。色選びに迷う場合は、実際の施工事例を参考にしながら現地調査時にご相談いただけます。
ディーズルーフィングの費用相場
ディーズルーフィングを使った屋根カバー工事の費用感を確認しておきましょう。
本体価格・カバー工法での総額目安
ディプロマットスター/Ⅱの本体価格は、定価でおおよそ8,600〜10,450円/㎡程度が目安です。屋根面積75㎡程度の戸建て住宅で屋根カバー工事を行う場合、足場代や板金役物費、搬入搬出費などを含めた総額は80万〜120万円程度が一般的な目安となります。実際の費用は屋根の形状や既存屋根の状態によって変動するため、無料点検・お見積りでの確認をおすすめします。

他の屋根材(スーパーガルテクト等)との比較
同じく屋根カバー工事で人気のスーパーガルテクトは㎡単価7,000〜10,500円程度と、ディーズルーフィングとほぼ同水準の価格帯です。一方、アスファルトシングルは5,000〜8,000円程度と、より費用を抑えられる傾向があります。断熱性を重視するならスーパーガルテクト、重厚な意匠性・遮音性を重視するならディーズルーフィング、コストを抑えたいならアスファルトシングル、といった選び方の目安になります。
ディーズルーフィングに関してよくある質問
Q. どんな屋根に向いていますか?
スレート屋根や既存の金属屋根への屋根カバー工事に適しています。軽量なため建物への負担が少なく、遮音性・耐風性能にも優れています。ただし、施工には2.5寸以上の勾配が必要で、勾配が緩い屋根には適用できない場合があります。
Q. 石粒が落ちてくるのは大丈夫ですか?
施工直後に表面の石粒が多少落下することがありますが、これは製品の仕様上一般的に見られる現象で、屋根材本体の性能や耐久性に影響するものではありません。時間の経過とともに落下は減少していきますので、過度にご心配いただく必要はありません。
Q. 他の屋根材とどちらがおすすめですか?
断熱性を重視する方にはスーパーガルテクト、重厚な意匠性や遮音性、雪止め不要といった実用性を重視する方にはディーズルーフィングがおすすめです。ご予算やご希望の性能・デザインに応じて、現地調査時に最適な屋根材をご提案いたします。
まとめ
- ディーズルーフィングはディートレーディング製の石粒付き金属屋根材で、8層構造による高耐久性・意匠性が特徴
- 超軽量(瓦の約1/7)で耐震性に優れ、遮音性・耐風性能も高い
- スーパーガルテクトと比べ、断熱性はやや控えめだが、重厚な意匠性・雪止め不要・保証30年という強みがある
- 価格帯はスーパーガルテクトとほぼ同水準、費用相場は総額80万〜120万円程度が目安
- 4色のカラーラインナップがあり、外観の好みに応じた選び方がポイント
「ディーズルーフィングとスーパーガルテクト、どちらが自分の家に合っているか知りたい」という方は、無料点検でご自宅の状態を確認しながらご相談いただけます。町田市・相模原市エリアで施工実績豊富な当店が、丁寧にご提案いたします。今すぐ無料点検・お見積りのお問い合わせをお待ちしております。





