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外壁塗装の種類とは?塗料8種類の特徴・価格・選び方を徹底比較

2026.10.14

外壁塗装を検討していると「アクリル」「シリコン」「フッ素」など、聞き慣れない塗料名が次々と出てきて、どれを選べばよいのか迷ってしまう方は少なくありません。実は塗料の種類は8つ以上あり、それぞれ価格や耐用年数、得意な外壁材が異なります。この記事では、外壁塗装の種類を「塗料」「工法」「下地」の3つの視点から整理し、価格・耐用年数の比較、選び方のポイントまでわかりやすく解説します。町田市・相模原市で創業29年の実績を持つペイントプラザが、地域の気候特性を踏まえた選び方もご紹介します。

外壁塗装の「種類」は塗料だけじゃない?知っておきたい3つの分類軸

「外壁塗装の種類」と聞くと塗料の種類だけを思い浮かべる方が多いのですが、実際には「塗料」「工法」「下地・下塗り材」という3つの視点で分類することができます。この3つを理解しておくと、業者からの提案内容を正しく判断できるようになります。

外壁塗装の種類3つの分類軸(塗料の種類・工法の種類・下地の種類)を示す図解

塗料の種類による分類

アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機など、塗料に使われている合成樹脂の種類による分類です。耐用年数や価格に直結するため、外壁塗装の種類を検討する際にもっとも重要な軸になります。詳しくは次のセクションで8種類を比較しながら解説します。

工法(吹き付け・ローラー・刷毛)による分類

同じ塗料でも、施工方法によって仕上がりの質感が変わります。吹き付け塗装は立体感のある模様を作れる一方、塗料の飛散が多くなります。ローラー塗装は均一な仕上がりになりやすく、住宅街での施工に向いています。細部や補修箇所には刷毛塗りが使われます。

下塗り・下地材による分類

外壁材の劣化状況によって、上塗り塗料の前に使用する下塗り材(シーラー・フィラー・プライマーなど)の種類を変える必要があります。下地処理を誤ると、どんなに高性能な上塗り塗料を使っても密着不良やひび割れの原因になるため、外壁材との相性を踏まえた下地選びが欠かせません。

外壁塗装で使われる塗料8種類の特徴・価格・耐用年数

外壁塗装で使われる塗料は、大きく8種類に分けられます。それぞれの特徴・メリット・デメリット・価格帯・耐用年数を比較しながら見ていきましょう。

外壁塗装で使われる塗料8種類の価格と耐用年数を比較した散布図(アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル制御型・フッ素・無機・ピュアアクリル・ナノテクノロジー)

アクリル塗料

もっとも価格が安く、発色の良さが特徴の塗料です。かつては外壁塗装の主流でしたが、耐用年数が短いため、現在では新築・塗り替えのいずれでもほとんど使われなくなりました。

価格(㎡単価) 1,000円~1,500円
耐用年数 5年~8年程度
メリット 費用が安い/発色が良い/扱いやすい
デメリット 耐久性に難があり頻繁な塗り替えが必要/ひび割れが出やすい
ウレタン塗料

柔軟性に優れ、木部や金属など塗る場所を選ばない万能さが特徴です。現在はシリコン塗料の方が価格・性能のバランスに優れるため主流ではありませんが、密着性の高さから部分的な補修や付帯部の塗装で使われることがあります。

価格(㎡単価) 1,800円~2,500円
耐用年数 7年~10年程度
メリット 塗る場所を選ばない汎用性/価格が安め
デメリット シリコン塗料と価格差が小さく、積極的に選ぶ理由が少ない
シリコン塗料

外壁塗装で最も多く使われている塗料で、外壁塗装全体の約7割で採用されているというデータもあります。低コストと十分な耐用年数を兼ね備えたコストパフォーマンスの高さが選ばれる理由です。

価格(㎡単価) 2,500円~3,500円
耐用年数 10年~13年程度
メリット 製品の選択肢が多い/耐汚染性に優れる/コストパフォーマンスが良い
デメリット 製品による性能差が大きく、価格だけで選ぶと期待外れになることがある
ラジカル制御型塗料

塗膜を劣化させる「ラジカル」の発生を抑える機能を持つ、2010年代以降に登場した比較的新しい塗料です。シリコン塗料より耐用年数が長く、低汚染機能を兼ね備えている製品が多いことから、コストパフォーマンス重視の方に人気が高まっています。

価格(㎡単価) 3,000円~4,000円
耐用年数 12年~15年程度
メリット シリコンより耐用年数が長く費用対効果が高い/低汚染機能を兼備
デメリット 登場から年数が浅く、この先も実績証明が必要な塗料である
フッ素塗料

高価格帯ではありますが、耐候性と耐用年数の長さが証明されており、頻繁に塗り替えができない商業ビルやマンションにも多く採用されています。近年は価格帯が下がり、一般住宅での採用も増えています。

価格(㎡単価) 3,500円~5,000円
耐用年数 15年~20年程度
メリット 抜群の信頼性と実績/温度変化に強く寒冷地・高温地域でも性能を発揮
デメリット 塗膜が硬くヘアクラックが発生しやすい/再塗装がやや難しい
無機塗料

紫外線や雨水の影響を受けにくい無機物を主成分としており、数ある塗料の中でも最も耐候性が高く、耐用年数20年以上という高耐久を実現しています。公共施設や海沿いの工場などでも実績があります。

価格(㎡単価) 4,000円~5,000円
耐用年数 20年~25年程度
メリット 耐候性が非常に高い/苔やカビが繁殖しにくい
デメリット 塗膜が硬く、下地が動きやすい木部などには不向き/コストが高い
ナノテクノロジー塗料・ピュアアクリル塗料などの機能性塗料

ナノテクノロジー塗料は微細な「シリカ粒子」を内包し、親水性による低汚染効果で雨水が汚れを洗い流してくれるのが特徴です。ピュアアクリル塗料は不純物を除いたアクリル樹脂を使用し、弾性の高さからモルタルなどひび割れが入りやすい外壁材に適しています。いずれも耐用年数12年~18年程度、価格は㎡あたり2,500円~5,500円程度が目安です。

塗料の性能を左右する「水性・油性」「1液・2液」「艶」の違い

塗料の種類はグレード(アクリル・シリコンなど)だけで決まるわけではありません。希釈剤や液の種類、艶の有無によっても性能や仕上がりが変わります。ここでは3つの視点から塗料の違いを解説します。

外壁塗装の水性と油性、1液型と2液型、艶あり艶なしの違いを示す比較図

水性塗料と油性塗料の違い

塗料は「合成樹脂」「顔料」「添加剤」の3成分で構成されており、これを希釈するために水を使うものを水性塗料、シンナーなどの溶剤を使うものを油性塗料(溶剤系塗料)と呼びます。現在の外壁塗装ではほとんどのケースで水性塗料が使用されています。かつては油性塗料の方が耐久性に優れていましたが、技術開発が進んだことで価格・耐久性ともに大きな差はなくなりました。水性塗料は臭いが少なく、VOC(揮発性有機化合物)の排出量も少ないため、環境や近隣への配慮という観点でも選ばれやすい塗料です。一方、金属部分や劣化が進んだ外壁の下塗りには、密着力の高い油性塗料が選ばれることもあります。

1液型と2液型の違い

塗料には、主材と硬化剤があらかじめ混合されている「1液型」と、使用時に主材と硬化剤を混ぜ合わせる「2液型」があります。1液型は硬化剤を混ぜる手間がなく、余った塗料を翌日以降も使用できるため施工品質が安定しやすいというメリットがあります。2液型は塗装直前に硬化反応を引き出すことで強固な塗膜を作れるため、塗装可能な材質の範囲が広いという特徴がありますが、数時間で固まってしまうため作り置きができません。近年は1液型の耐久性も向上しており、2液型との性能差は小さくなってきています。

艶あり・艶なし(5段階の艶)の違い

塗料の艶には「艶あり」「7分艶」「5分艶」「3分艶」「艶消し(艶なし)」の5段階があります。艶がある塗料は光沢によって新築のような美観を演出できる一方、時間の経過とともに艶が失われていくのが目立ちやすいという側面もあります。艶を抑えた塗料は落ち着いた高級感のある仕上がりになり、経年による変化が目立ちにくいのが特徴です。艶の有無によって耐久性や汚れにくさに違いが出ることもあるため、外壁塗装の種類を選ぶ際は、機能面だけでなく見た目の好みも含めて業者に相談することをおすすめします。

あなたの家に合う塗料の選び方【外壁材・立地・予算別】

塗料の種類が豊富にあることがわかった一方で、「結局どれを選べばいいのか」という疑問は残るはずです。ここでは外壁材・立地・予算という3つの観点から、失敗しない塗料選びのポイントを解説します。

外壁材ごとの相性の良い塗料一覧と、町田市・相模原市エリアの気候特性に合わせた塗料選びのポイントを示す図

外壁材(モルタル・サイディング・ALC)との相性

ご自宅に使われている外壁材によって、求められる塗料の性質が異なります。相性を無視して塗料を選んでしまうと、ひび割れや剥がれといった不具合につながることもあるため注意が必要です。

外壁材の種類 相性の良い塗料の性質
モルタル 弾性の高い塗料(ピュアアクリル塗料など)
窯業系サイディング 透湿性の高い塗料
金属サイディング 防錆効果のある下塗り材・断熱塗料
ALC 透湿性の高い塗料

※あくまで目安であり、実際の劣化状況や下地の状態によって最適な塗料は変わります。気になる方は無料点検・お見積りをご活用ください。

町田市・相模原市の気候・立地に合わせた選び方

ペイントプラザは町田市・相模原市エリアで29年にわたり外壁塗装・屋根塗装を手がけてきました。この地域は多摩丘陵に近く緑豊かな一方で、次のような気候特性が塗料の劣化スピードに影響します。

  • 夏場の高温・多湿により、塗膜の劣化や色あせが進みやすい
  • 緑地や幹線道路が多く、花粉・砂埃による外壁の汚れが付着しやすい
  • 冬場の乾燥や寒暖差により、外壁にひび割れ(クラック)が発生しやすい

こうした地域特性を踏まえ、当店では低汚染機能を備えたラジカル制御型塗料や、耐候性の高い無機塗料をご提案するケースが多くなっています。実際に現地調査を行ったうえで、築年数や外壁の劣化状況に合わせた塗料をご案内していますので、まずは無料点検からご相談ください。

コスト重視か長期耐久重視かで選ぶポイント

塗料選びで迷ったときは、「初期費用を抑えたいか」「メンテナンス回数を減らして長期的なコストを抑えたいか」を基準に考えるとわかりやすくなります。数年後に住み替えや解体の予定がある場合は、価格を抑えたシリコン塗料でも十分です。一方、長く住み続ける予定がある場合や、外壁塗装の頻度をできるだけ減らしたい場合は、フッ素塗料や無機塗料など耐用年数の長い塗料を選ぶことで、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。

ペイントプラザが手がけた塗料種類別の施工事例

塗料の特徴を理解しても、実際の仕上がりや効果はイメージしにくいものです。ここでは町田市・相模原市エリアで当店が実際に手がけた施工事例をご紹介します。

シリコン塗料での施工事例

築15年のサイディング住宅で、色あせと軽いチョーキング(白い粉が付着する現象)が見られたお住まいにシリコン塗料を施工しました。コストと耐久性のバランスを重視されたお客様で、施工後は美観が回復し、耐用年数の目安である約12年を見据えたメンテナンス計画をご提案しています。

ラジカル制御型・無機塗料での施工事例

幹線道路沿いにあるモルタル外壁のお住まいでは、汚れの付着しやすさを気にされていたため、低汚染機能を備えたラジカル制御型塗料をご提案しました。また、長期間メンテナンスの手間を減らしたいというご要望があったお住まいには、耐用年数20年以上の無機塗料を採用し、次回の塗り替えサイクルを大幅に延ばすご提案を行っています。いずれも施工前の現地調査で外壁材の状態を確認したうえで、最適な塗料をご案内しています。

外壁塗装の種類に関してよくある質問

外壁塗装の種類に関するよくある質問3つ(人気の塗料・保証期間・DIYでの塗料選び)を示すFAQ図

Q1. 一番人気の塗料の種類はどれですか?

現在もっとも多く採用されているのはシリコン塗料で、外壁塗装全体の約7割を占めるといわれています。価格と耐用年数のバランスが良く、カラーバリエーションも豊富なことが人気の理由です。近年はコストパフォーマンスに優れたラジカル制御型塗料を選ぶ方も増えています。

Q2. 塗料の種類によって保証期間は変わりますか?

はい、変わります。一般的に耐用年数の長い塗料ほど保証期間も長く設定される傾向にあります。ただし保証期間は塗料メーカーや施工業者の保証制度によっても異なるため、契約前に保証内容と対象範囲を必ず確認しておくことをおすすめします。

Q3. DIYで塗料の種類を選んで塗装してもいいですか?

部分的な補修であれば可能ですが、外壁全体の塗装は足場の設置や下地処理など専門的な技術が必要なため、基本的には専門業者への依頼をおすすめします。塗料の性能を十分に発揮させるには、下地処理や希釈率など職人の技術が大きく関わるためです。

まとめ

外壁塗装の種類は、塗料・工法・下地という3つの視点で整理すると分かりやすくなります。特に塗料は、価格と耐用年数のバランスを軸に検討することが大切です。

  • 外壁塗装の種類は「塗料」「工法」「下地」の3つの視点で分類できる
  • 塗料はアクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル制御型・フッ素・無機など8種類程度あり、価格と耐用年数が比例する
  • 水性・油性、1液・2液、艶の有無によっても仕上がりや性能が変わる
  • 外壁材や地域の気候特性(町田市・相模原市など)に合わせた塗料選びが失敗を防ぐポイント

「自宅にはどの塗料が合っているのか分からない」という方は、ぜひペイントプラザの無料点検・お見積りをご利用ください。町田市・相模原市で29年の実績を持つ専門スタッフが、現地調査を行ったうえで最適な塗料をご提案いたします。ご相談・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。

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